今回の記事では「Brave」というウェブブラウザの導入方法をお伝えします。
「Youtube楽しいんだけど、無料で広告消せないかな~」「スマホの通信料金もっと節約したいな~」「無料で仮想通貨稼ぐ方法ってないかな~」と悩んでいる方いらっしゃいませんか?そんな悩み、全部まとめてBraveが解決してくれます!Braveを使えば、YoutubeもWebサイトも広告が自動で消せます。また、スマホの通信料金も節約できます。更に、ブラウザ使っているだけで仮想通貨を稼ぐことができます。
本記事を読むことによって、Braveのメリット・デメリットを理解したうえで、Braveを導入することができるようになります。
ぼくはPCもスマホもデフォルトブラウザをBraveにして継続利用しています。今回の記事ではそんなぼくの経験から、Braveのメリット・デメリットを説明したうえで、Braveの具体的な導入方法をお伝えしようと思います。
Braveの特徴
Braveとは、FirefoxやJavaScriptの開発者として知られるブレンダン・アイク氏が開発しているウェブブラウザです。2022年5月現在、5,550万人のユーザに利用されています。Web2の覇者であるGoogle(Chrome)・Apple(Safari)・Microsoft(Edge)に対抗すべく、Web3型を目指して開発されています。
まずはBraveを利用するメリットとデメリットを説明します。
メリット
まず、Braveを利用するメリットは3つあります。
- その①:広告をブロックできる
- その②:Chrome拡張機能が使える
- その③:仮想通貨(BAT)を稼げる
それぞれについて説明していきましょう。
その①:広告をブロックできる
Braveの最も大きな特徴は、「Brave Shield」と呼ばれる広告ブロックです。不要な広告を、ほぼ全て自動ブロックしてくれます。なんと、Youtube広告もブロックしてくれます。Braveを使えば、Youtue Premium不要という方もいらっしゃるかもしれませんね。Youtubeユーザの方がBraveを使えば、不要なYoutube広告を見る時間を節約することができます。
また、Braveは広告を読み込む前に自動ブロックしてくれるため、広告のための通信が発生しません。このためスマホの通信料も節約できます。みなさん、ブラウザに表示される広告って見ますか?中には全く見たことないという方もいらっしゃるかもしれません。スマホユーザの方がBraveを使うことにより、ムダな通信料を節約することができます。
さらに、広告の自動ブロックにより、ウェブサイト内の広告が表示されるまでの待ち時間がなくなります。よって、サイトの体感表示スピードも上がります。
ブラウザは日常的に最も頻繁に利用するアプリだと思います。1回の広告ブロックの効果は小さいかもしれませんが、継続的に利用することの効果は非常に大きいと思います。デフォルトブラウザをBraveにすることによって、ムダな出費や時間の節約をしてみましょう。
その②:Chrome拡張機能を使える
広告ブロックの効果はご理解いただけたかと思いますが、いままでChromeを利用してきた方の中には、便利なChrome拡張機能が名残惜しいという方もいらっしゃるかもしれません。
安心してください!Braveは、Chromeと同じ「Chromium」というブラウザエンジンを採用しているため、Chromeの拡張機能を利用することができます。しかも、Chromeと同様にChromeウェブストアを使ってインストールや削除ができてしまいます。
本ブログの読者の方の多くはChrome拡張機能としてメタマスクを導入されていると思いますが、もちろんBraveでもメタマスクを利用することができます。
いよいよBraveを導入しない理由がなくなってきましたね。
その③:仮想通貨(BAT)を稼げる
広告ブロックができた上に、Chrome拡張機能も利用できるBraveですが、最後に驚くべき特徴をお伝えします。なんとブラウザでwebサイトにアクセスするだけで、仮想通貨が稼げます。しかも、初期投資は無料です!これは「Brave Rewards」と呼ばれる収益化の機能です。
Brave Rewardsは、Braveが提供する広告を閲覧することで仮想通貨が稼げます。先ほどBraveの特徴は広告ブロックだとお伝えしましたので、混乱された方もいらっしゃるかもしれません。ここで通常の広告とBraveの広告の違いを説明してみたいと思います。
まず通常の広告は、サイトが勝手に表示しようとします。また、たとえ広告を閲覧しても、ユーザが収益を得られる仕組みはありませんでした。
一方、Braveの広告は勝手に表示されません。広告を閲覧するかどうかはユーザが選択できます。ユーザが閲覧したい広告だけ閲覧すればいいわけです。また、広告を表示する頻度もユーザが設定できます。更に、ユーザが広告を閲覧すると仮想通貨が稼げます。
Brave Awardsで稼げる仮想通貨はBATです。稼いだBATはビットフライヤーで換金することができます。ビットフライヤーに口座を開設していない方は、Braveの導入といっしょに口座開設してみてはいかがでしょうか。
ビットフライヤーはこちらから口座開設できます。
デメリット
次に、Braveを利用するうえでのデメリットを3つお伝えします。
- その①:サイトの表示が崩れることがある
- その②:検索機能が今イチ
- その③:iPhoneでは仮想通貨が稼げない
それぞれについて説明していきましょう。
その①:サイトの表示が崩れることがある
Brave Shieldは強力な広告ブロック機能なのですが、広告ブロックが過剰に機能した結果、サイトの表示が崩れることがあります。また、広告はブロックされますので、ネットショップなどでオススメの商品が表示されないこともあります。(オススメ商品を表示するのも一種の広告ですからね。)
ぼくの場合、そういう時だけはChromeを利用したり、一時的にBrave Shieldをオフにして閲覧するようにしています。
その②:検索機能が今イチ
Braveにも「Brave Search」と呼ばれる検索機能があります。検索機能はGoogleを利用している方が多いと思いますが、実はGoogleは検索履歴を収集して、みなさんの知らないところでそれを利用しています。こうしたWeb2型の手法に対抗するため、Brave Searchが提供されています。
Brave Searchは検索履歴を収集しないことが大きな特徴です。よって、プライバシー保護の観点では、Brave Searchは大きなメリットのひとつだと思います。
しかしながら、正直言ってBrave Searchは検索結果が今イチです。まだまだ発展途上の機能だと思います。
デフォルトの検索エンジンをGoogleに変更することができますので、ぼくは検索機能だけはGoogleに変更して利用しています。
その③:iPhoneでは仮想通貨が稼げない
AppleのiOSガイドラインでは、アプリ内課金以外の手段でユーザがアプリ内で報酬を獲得することを禁止しています(2023年1月現在)。このガイドラインのため、残念ながらiOS版Braveは仮想通貨を稼ぐことができません。ぼくはPCとAndroidでコツコツ稼いでいます。
Braveの導入方法
PC版とAndroid版Braveの導入方法を説明します。と言っても、特に難しいことはありません。
PC版Brave
PCのブラウザを使って、Brave正規サイトにアクセスします。
「Braveをダウンロード」をクリックするとインストーラがダウンロードされます。ダウンロードされたインストーラを実行するとインストールが開始されます。
インストールが完了するとBraveが自動的に起動します。デフォルトブラウザとして選択するかどうかを選択します。どちらでも構いません。ぼくはBraveをデフォルトブラウザとして利用しています。約1年使っていますが使用上の問題はありません。もちろん、この設定は後で変更も可能です。
既存ブラウザから、ブックマーク・拡張機能・保存済みパスワードをインポートします。インポート元のブラウザを選択し、「インポート」ボタンをクリックします。インポートしない場合は、スキップしても構いません。
「終了」をクリックして、インストール完了です。
インポートを選択した場合、ブックマークが利用可能となっています。
Android版Brave
Androidのブラウザを使って、Brave正規サイトにアクセスします。
「Braveをダウンロード」をクリックします。
Google Playが起動し、Braveのインストール画面が開きます。「インストール」ボタンをタップします。
しばらくするとインストールが完了します。PC版と同様にデフォルトブラウザに設定するかどうかを決めます。
「続ける」をタップします。
インストールが完了です。
まとめ
以上、Braveの特徴と導入方法について紹介しました。特徴をまとめると以下の通りです。
- メリット
- その①:広告をブロックできる
- その②:Chrome拡張機能が使える
- その③:仮想通貨(BAT)を稼げる
- デメリット
- その①:サイトの表示が崩れることがある
- その②:検索機能が今イチ
- その③:iPhoneでは仮想通貨が稼げない
導入するだけでしたらデメリットも小さいと思いますので、ぜひBraveを導入してみて新しいWeb体験をお楽しみください。