最近の円高・株安による下落相場でこのまま投資を継続してもいいか不安を感じている投資初心者の方も多いかもしれません。そこで今回は長期投資の大切さに関するこちらの記事を紹介します。

今回の記事では、投資初心者でも分かるように、「株価の高低に惑わされない長期資産形成の秘訣」について解説します。株式インデックス投資には、PBRやPER、益利回り、リスクプレミアムといった指標が登場しますが、これらはあくまで一つの参考情報です。短期の値動きに左右されるのではなく、毎月コツコツと積み立てることが長期的な資産形成において重要であると、様々なデータが示しています。今回は、元記事で行われた具体的なデータ分析の内容にも踏み込んでお話しします。

ぼくは国際インデックス投資を17年間実践しています。ただし、チャート分析や企業分析などの特別な投資スキルは持っていません。ぼくが実践しているのは、毎月一定額を積立投資するドルコスト平均法という手法です。今回はぼくのような普通のサラリーマンが実践できる長期投資の方法をわかりやすく解説します!
株式インデックス投資の基本と指標
株式インデックス投資は、多くの銘柄に分散して投資できるため、リスク分散の効果が高い投資手法です。よく使われる指標には、PBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)、益利回り、リスクプレミアムなどがあります。
たとえば、PBRは株価を企業の純資産で割ったもので、企業の保有する資産に対して株価がどれくらいの水準で取引されているかを示します。一方、PERは株価を1株あたりの利益で割ることで、企業の収益力に対する株価の評価を測ります。
これを料理に例えるなら、PBRやPERは食材の質や値段を判断するための目安です。たとえ高級な食材であっても、使い方や調理時間によっては家庭料理に負けることもあるように、株価が高い=必ずしも割高、低い=必ずしもお買い得というわけではありません。
データ分析に見る市場の現実
元記事では、2004年から2024年までの20年間にわたり、S&P500とTOPIXの各月末のデータを用いて、PBRやPER、益利回り、リスクプレミアムなどの指標から市場を「割高」「中間」「割安」に分類し、1~3か月後の平均リターンを検証しています。
具体的には、上位25%を「割高」、下位25%を「割安」、残りの50%を「中間」として分類した結果、割安と判断された場合には比較的高いリターンが得られる傾向がありました。しかし、驚くべきことに、割高と判断された時期でも、1か月~3か月後の平均リターンはほぼプラスとなっているデータが出ています。
たとえば、S&P500では、2024年12月末時点でPBRが4.5倍を超える場面も見られましたが、これでも短期間でマイナスになるわけではなく、長期的な上昇トレンドに乗ることができると示唆されています。また、TOPIXはPBRが0.8倍から2倍の範囲で推移しながらも、安定したリターンを上げている点も興味深いです。
さらに、PERや益利回り、リスクプレミアムの指標からも、単に割安だから買い、割高だから売るという戦略が必ずしも有効ではなく、むしろ市場全体が上昇する中で、継続的に投資を続けることが鍵だと結論づけられています。
短期変動と長期資産形成の関係性
元記事の分析によると、短期的なリターンは、割安と判断されたタイミングで投資するとより高い傾向があるものの、割高と判断された場合でも平均リターンはプラスであるという結果が得られています。
これは、たとえば高級な食材でも、じっくりと時間をかけて煮込むことで素材本来の旨味が引き出される料理と似ています。市場は常に変動しており、急いでタイミングを狙って投資するのはリスクが高く、場合によっては良い買い時を逃してしまいます。
定期的に積み立てることで、複利効果や時間分散のメリットを享受でき、長期的には安定したリターンが得られる可能性が高まります。
元記事が示す通り、たとえ一時的に「割高」とされた局面でも、企業の成長に伴って株価が上昇するケースが多く、短期的な判断だけに依存するのは危険だといえます。
ぼくの考え方
これまで、株式インデックス投資の基本的な指標と、元記事で行われたデータ分析の内容、そして僕自身の投資体験を踏まえて解説してきました。結局のところ、投資は一度のタイミングに頼るものではなく、長い目でコツコツと積み立てることが最も大切です。
元記事のデータは、短期的な割高・割安の判断に固執せず、常に市場に居続けることで、将来の上昇トレンドを享受できることを教えてくれています。新NISAなどの税制優遇制度を活用しながら、初心者でも無理なく続けられるドルコスト平均法は、まさに理想的な投資戦略です。
たとえ株価が一時的に高く感じられる場面があっても、全体の成長トレンドを信じ、焦らず自分のペースで投資を続けることが、最終的には資産形成への近道になります。
僕は特別な投資のプロではなく、普通のサラリーマンです。毎月決まった金額を、感情に左右されずにドルコスト平均法で積み立てています。元記事のデータ分析からも、たとえ市場が「割高」と判断される時期でも、投資を中断せずに続けることで長期的なリターンが得られることが明らかになっています。
実際、僕自身も短期的な値動きに一喜一憂せず、将来の企業成長や利益拡大を信じながら、地道に積み立てを続けています。これは、毎回スーパーで安いものだけにこだわるのではなく、時には少し高くても質の良い食材を選び、全体のバランスを考えてレシピを作るのと同じです。市場の短期的な「割高」や「割安」に振り回されず、長期的な視点で投資することが、結果として資産形成に大きく寄与するのだと実感しています。
まとめ
今回の記事では、投資初心者でも理解しやすいように、元記事の具体的なデータ分析結果に踏み込みながら、株価の高低に惑わされず長期的に資産を育てる方法についてお伝えしました。S&P500やTOPIXの過去20年間のデータが示すように、割安時だけでなく割高時にもプラスリターンが得られるケースが多いことから、焦ってタイミングを見計らうのではなく、毎月の積み立てを継続することが重要だと分かります。
これから投資を始めようとする皆さんも、ぜひ自分のペースで、じっくりと資産形成に取り組んでみてください。