【業界初】楽天証券の「米ドルMMF自動買付」が革命的!配当金を完全自動で3.49%運用する方法

投資ニュース解説

米国株投資家にとって「革命的」とも言えるニュースが楽天証券から飛び込んできました!

皆さんは、米国株(ETFや個別株)から入ってくる「配当金」、どうしていますか? 「いつの間にかドルの預り金として入金されていたけど、少額だしそのまま放置している……」 なんてこと、ありませんか?

正直に言います。それ、すごくもったいないです!

今日発表された楽天証券の新サービスを使えば、その「うっかり放置」していたドル資金が、勝手にお金を稼いでくれるようになります。しかも、設定さえすれば完全ほったらかしでOK。

今回は、本日発表されたばかりの「米ドル建てMMF自動買付サービス」について、投資初心者の方にもわかりやすく、なぜこれが「神サービス」なのかを徹底解説していきます。

【速報】楽天証券が業界初の神サービスを発表!

まずは、本日(2025年12月8日)発表されたホットなニュースの内容を整理しましょう。

楽天証券は、2025年12月21日(日)より、米国株式の「配当金」や「売却代金」を使って、「米ドル建てMMF」を自動で買い付けるサービスを開始すると発表しました。

楽天証券、米国株式の配当金・売却代金で米ドル建てMMFを自動買付できるサービスを提供開始 - 日本経済新聞
【プレスリリース】発表日:2025年12月08日業界初!米国株式の配当金・売却代金で米ドル建てMMFが自動買付可能に-米国株式の配当金・売却代金を、自動で運用に回し、米国投資の効率を最大化-楽天証券株式会社(本社 : 東京都港区、代表取締役...

ニュースのポイント

  • 業界初(※):米国株の配当金・売却益でMMFを自動買付できる。
  • 手間ゼロ:これまでは手動で注文する必要があったが、すべて自動化。
  • 1ドル以下もOK:通常は最低投資額があるが、このサービスならセント単位の端数も無駄なく運用可能。
  • 開始日:2025年12月21日(日)から。

これまでの米国株投資では、配当金が入ると「米ドル預り金」という、いわば証券口座内の「お財布」に入ったままでした。このお財布に入っている状態では、金利はほとんどつきません。

この新サービスは、お財布に入ったお金を即座に、自動的に「利息のつく場所(MMF)」に移してくれるというものです。

「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、これが資産形成においてどれほど大きなインパクトを持つか、次章から詳しく解説していきます。

そもそも「米ドル建てMMF」って何?(初心者向け解説)

「MMFって何? 怪しい商品じゃないの?」と不安に思う初心者の方もいるかもしれません。ここで基本をおさらいしておきましょう。

MMF(マネー・マーケット・ファンド)とは、一言で言えば「外貨版の投資信託」の一種ですが、感覚としては「利息のいい貯金箱」に近いものです。

MMFの3つの特徴

  1. 安全性が高い 格付けの高い短期の国債や社債などを中心に運用されるため、比較的リスクが低い商品です(※もちろん投資なので元本保証ではありませんが、極めて安全性の高い運用がなされています)。
  2. いつでも出し入れ可能(高い流動性) 定期預金のように拘束される期間がなく、株を買いたい時にすぐに解約して使えます。
  3. 金利が高い(ここが重要!) 現在、米国金利が相対的に高水準で推移していることに伴い、日本の預金では考えられないような利回りがつきます。

驚異の利回り「3.490%」

2025年12月8日現在、楽天証券が取り扱う「楽天・米ドルMMF」の利回りは、なんと年率 3.490% です。

想像してみてください。 もし、あなたの口座に「10,000ドル」の配当金や待機資金があったとします。

  • そのまま預り金で放置:利息はほぼ 0円
  • MMFに入れておく:年間で約 349ドル(税引前)の分配金が発生。

ただ「置き場所」を変えるだけで、これだけの差が生まれるのです。これまでは、この移動を手動でやる必要がありましたが、これからは自動です。この高利回りの環境を逃すのは、非常にもったいないことだと言えますね!

なぜ「自動買付」が最強なのか?(メリットの深掘り)

「利回りがいいのはわかったけど、自分で買えばいいんじゃない?」 そう思う方もいるでしょう。しかし、投資において「手動」は最大の敵となりがちです。

① 「うっかり放置」による機会損失を防ぐ

配当金は、銘柄によって入金日がバラバラです。 「あ、配当が入ってた!」と気づくのが1週間後、MMFを買う注文を出すのがさらに数日後……となると、その期間はずっと「金利0%」のままです。 「時は金なり」と言いますが、投資の世界ではまさに「時間は利回り」です。

新サービスでは、配当金の入金日(または売却代金の受渡日翌営業日)に自動で買い付けてくれるため、1日たりとも無駄にせず、お金に働いてもらうことができます。これは、米国投資の「効率を最大化」するうえで非常に重要なポイントです。

② 「1ドル未満」も無駄にしない端数運用の魔法

通常、MMFを購入するには「最低1ドル」といった制限があります。 しかし、配当金は「3.45ドル」や「0.82ドル」のように半端な金額で入ってくることが多いものです。

今回の楽天証券のサービスのすごいところは、「1ドル未満(セント単位)」でも自動買付してくれる点です。

すべてのドル資金を、一滴残らず「3.490%」の運用環境に放り込める。これが、長期的な資産形成においてボディブローのように効いてきます。少額投資家にとっては特に嬉しい機能です。

③ 複利効果の加速

配当金(インカムゲイン)を再投資に回すことで、資産は雪だるま式に増えていきます(複利効果)。 配当金でMMFを買い、そのMMFからさらに分配金(利息)が生まれ、その分配金もまたMMFになる……。

人間が介入しない「完全自動のお金の増殖マシーン」が、この設定ひとつで完成するのです。これが、投資の効率(リターン)を飛躍的に高める秘訣です。

【実践編】楽天証券での賢い運用サイクル(考え方)

では、この新サービスを活用して、具体的にどのような投資スタイルを目指すべきでしょうか?

私がおすすめする「楽天証券・最強のドル運用サイクル」は以下の通りです。

ステップ1:米国株(ETF等)を保有して配当を得る

まずはVTIやVYMなどの人気ETFや、個別株を保有し、定期的な「米ドル」の配当を待ちます。

ステップ2:新サービスで「MMF」へ自動スイープ

配当金が入ると、今回の新サービス設定により、自動的に「楽天・米ドルMMF」に変換されます。 ここで、年率3.490%(2025/12/8現在)の運用が即座にスタートします。

ステップ3:次の投資チャンスでMMFから直接株を購入

MMFに入れたお金は、いつでも引き出せます。 それどころか、楽天証券では「MMFから直接、米国株を買える」という機能が既に提供されています。

つまり、

  1. 配当が入る。
  2. 勝手にMMFになって増え続ける。
  3. 「あ、この株買いたい!」と思ったら、MMFを解約する手間なく、そのままMMFの残高を使って株を買う。

というシームレスなループが実現します。

ドルをドルのまま活かす重要性

日本円から毎回ドルに替えていると、その都度為替手数料がかかります。 しかし、一度ドルで受け取った配当金を、ドルのままMMFで運用し、ドルのまま再投資すれば、余計な為替コストを意識せずスムーズな取引が行なえます。

このサイクルこそが、米ドルを活用した資産形成の環境を整え、投資の効率を最大化する「最適解」と言えるでしょう。

まとめ:2025年12月21日の開始に備えよう

今回のニュースは、地味に見えるかもしれませんが、投資家にとっては「神アップデート」です。

今回のポイント最終確認

  • 手間なし: 米国株の配当・売却益が自動でMMFになる。
  • 高金利: 待機資金が年率3.490%(2025/12/8現在)で運用される。
  • 無駄なし: 1ドル未満の端数も運用可能。
  • スムーズ: MMFから直接、次の株が買える。

これまで、配当が入るたびに「MMFを買うのが面倒くさいな…」と思っていた方、あるいは「少額だから放置していた」という方。 これからは、システムにお任せするだけで、あなたの資産効率が劇的に向上します。

サービスの開始は2025年12月21日(日)からです。 私は開始日になったら、すぐに楽天証券の管理画面にログインして、「自動買付設定」をONにすると思います!

投資の世界では、「知っているか、知らないか」「やるか、やらないか」だけで、将来の資産額に大きな差がつきます。 せっかくのリターン、1セントたりとも無駄にせず、賢く増やしていきましょう!

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