【投資初心者必見】日経平均4万3000円超え!株価最高値で「浮かれている人」が知らないと損する3つのこと

投資ニュース解説

日経平均4万3000円台!お祭りムードだけど、本当にこのままで大丈夫?

2025年8月25日、ついに日経平均株価が一時4万3200円台を突破!というビッグニュースが飛び込んできました!テレビやネットニュースは「史上最高値更新!」といった明るい話題で持ちきりですよね。

日経平均株価続伸、終値は174円高の4万2807円 - 日本経済新聞
25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前週末比174円53銭(0.41%)高の4万2807円82銭だった。米利下げ観測の高まりを受けて前週末の米株式相場が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、値

アメリカのダウ平均株価も最高値を更新しており、まさに世界的なお祭りムード。「自分のNISA口座の評価額も増えて、ウハウハだ!」「このままもっと上がってほしい!」なんて、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか?

その気持ち、よーく分かります。資産が増えていくのを見るのは、投資の醍醐味ですもんね。

でも、ちょっと待ってください。

そんなお祭りムードに浮かれて、思考停止になっていませんか?実は、投資の世界では「市場が最も楽観的なムードに包まれている時こそ、最も注意が必要な時期」だと言われています。

「え、どうして?せっかく景気が良いのに、水を差さないでよ!」と思われるかもしれません。でも、考えてみてください。永遠に上がり続ける株価はありません。いつか必ず、市場の潮目は変わります。

この記事では、そんな株価最高値更新の今だからこそ、私たち投資初心者が冷静になってやるべきこと、そして将来の「もしも」の時に備えて、大切な資産を守り抜くための具体的なアクションプランを、分かりやすく解説していきます。「あの時、この記事を読んでおいて良かった…」と思えるような、重要なお話をしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

そもそも、なぜ今こんなに株価が上がっているの?

「それにしても、なんでこんなに株価が上がっているの?」

まず、私たちが今やるべきことを考える前に、このお祭りの「理由」をしっかり理解しておきましょう。理由が分かれば、冷静な判断がしやすくなりますからね。

今回の株価上昇の最大のキーワードは、「アメリカの利下げ期待」です。

超かんたん解説:金利と株価のシーソー関係

ここで少し、専門用語が出てきますが、全く難しくないので安心してくださいね。

・FRB(エフアールビー):アメリカの中央銀行のことです。日本の「日本銀行(日銀)」のアメリカ版だと思ってください。世界の経済を動かす、超重要な組織です。

・利下げ:FRBが決める「政策金利」という基準金利を引き下げることです。

金利が下がると、企業は銀行からお金を借りやすくなりますよね。すると、新しい工場を建てたり、新商品を開発したりと、積極的なビジネス展開がしやすくなります。個人の消費も活発になります。その結果、経済全体が活性化して、企業の業績が上がり、株価も上昇しやすくなるのです。

金利と株価は、よくシーソーの関係に例えられます。「金利が下がる(↓)と、株価は上がりやすい(↑)」と覚えておきましょう。

ジャクソンホール会議での重要発言

先日、「ジャクソンホール会議」という、世界中の金融トップが集まる超重要な会議がありました。そこで、FRBのトップであるパウエル議長が「9月にも利下げを再開するかもしれないよ」というニュアンスの発言をしたんです。

これを聞いた世界中の投資家たちは、「よーし、また市場にお金が流れ込んでくるぞ!景気が良くなるぞ!」と一斉にリスクを取る姿勢を強め、株を買い始めました。これが、アメリカの株価が上がり、その良い流れが日本の株式市場にも波及してきた、というわけです。

注意!良いニュースばかりじゃない?

ただ、忘れてはいけないのが、市場には常に「懸念材料」もあるということです。

ニュースでは、トランプ米大統領の関税政策による景気減速の心配や、逆に日本では日銀が「追加利上げ」をするかもしれないという観測から円高が進むことへの警戒感も根強い、と報じられています。

円高になると、海外で稼ぐ日本企業(例えばトヨタなど)は、ドルで稼いだ利益を円に換える時に目減りしてしまいます。そのため、企業の業績が悪くなるのでは?という心配から株が売られやすくなるのです。

このように、株価が上がっている背景にはしっかりとした理由がありますが、同時に不安要素も常に存在します。だからこそ、一方的な情報に踊らされず、冷静に全体像を把握することが大切なんですよ。

知らないと大損?まずは自分の「リスク許容度」を再チェックしよう!

さて、株高の理由が分かったところで、いよいよ本題です。今、私たちが真っ先にやるべきこと。それは「自分のリスク許容度の再チェック」です。

「リスク許容度?なにそれ、難しい言葉…」と感じた方、大丈夫です。簡単に言えば、「もし株価が暴落した時に、どれくらいの損失までなら精神的に耐えられますか?」ということです。

たとえ話:ジェットコースターに乗れますか?

投資はよくジェットコースターに例えられます。

リスク許容度が高い人は、絶叫マシンが大好き!スリル満点で楽しい!という人。多少の上下動はへっちゃらです。

リスク許容度が低い人は、観覧車くらいがちょうどいい。ジェットコースターなんて、怖くて絶対に乗れない!という人。少しの揺れでも不安になってしまいます。

投資を始めた時、あなたも「自分はこれくらいの損失なら耐えられるかな」と考えて、投資する金額や商品を決めたはずです。例えば、「資産の半分は安全な預金にして、残りの半分で投資信託を買おう」といった感じです。この時の「預金:投資信託=50:50」というのが、あなたの心地よいと感じるジェットコースターのレベル、つまり当初のリスク許容度です。

株価が上がると、勝手に絶叫マシンに乗せられている!?

ここからが重要です。今のように株価がグングン上がると、何が起こるでしょうか?

当初100万円だった投資信託が、株高で150万円に増えたとします。一方、預金は50万円のままです。すると、あなたの資産の比率はどうなるでしょう?

当初:預金50万円 vs 投資信託100万円 (合計150万円) ↓ 現在:預金50万円 vs 投資信託150万円 (合計200万円)

資産全体に占める投資信託の割合は、当初の約67%から75%にまで増えています。あなたは何もしていないのに、自動的にリスクの高い資産の割合が増えてしまっているのです。

これは、観覧車に乗るつもりでいたのに、知らず知らずのうちに席がジェットコースターの先頭車両に付け替えられていた、というようなもの。この状態で大暴落が来たら…想像するだけで怖いですよね。

あなたのリスク許容度チェックリスト

今の自分が、本当に自分に合ったリスクを取れているのか、以下の項目でチェックしてみましょう。

・年齢は?(若いほど、時間があるのでリスクを取りやすい) ・家族構成は?(独身か、子供がいるかなどで変わる) ・収入は安定しているか?(急な支出に対応できるか) ・投資の経験はどれくらいあるか? ・今の資産がもし30%減ったら、夜眠れなくなりそうか? ・この投資資金は、5年以上使う予定がないお金か?

もし、このチェックリストを見て「うーん、今の資産配分はちょっと攻めすぎかも…」と感じたら、次のステップに進むサインです。まずは、ご自身の証券口座にログインして、今、現金とリスク資産(株や投資信託など)の比率がどうなっているか、確認してみてくださいね。

資産を守りながら利益を確定!魔法の言葉「リバランス」とは?

自分の資産が、思った以上にリスクの高い状態になっていることに気づいたあなた。次にやるべきことが、今回の最重要アクション「リバランス」です。

リバランスとは、英語で「Re-balance」、つまり「再びバランスを取る」という意味。先ほどの例で、株価が上がったことで「預金25%:投資信託75%」になってしまった資産の割合を、当初の心地よかった「預金50%:投資信託50%」に戻してあげる作業のことを言います。

リバランスの具体的なやり方(超かんたん3ステップ)

やり方はとってもシンプルです。

  1. 増えすぎた資産を売る 今回の例では、価値が上がった「投資信託」の一部を売却します。
  2. 目標の比率に戻す 売却して得た現金で、資産の比率が「預金50%:投資信託50%」になるように調整します。

たったこれだけです。売った分を現金として持っておいても良いですし、もし債券など他の資産も組み入れているポートフォリオなら、比率が下がっている資産を買い増すのも良い方法です。

リバランスがもたらす3つのすごいメリット

「でも、せっかく上がっているのに売っちゃうのはもったいなくない?」 そう思う気持ちも分かります。しかし、リバランスにはそれを上回る、大きなメリットがあるんです。

メリット1:リスクを適切な水準にコントロールできる これが最大の目的です。知らないうちに絶叫マシンに乗せられていた状態から、ちゃんと自分が安心できる観覧車に戻ることができます。これにより、もし暴落が来ても「想定内の下落」で済む可能性が高まり、パニック売りを防ぐことにつながります。

メリット2:自動的に「高く売って、安く買う」が実践できる リバランスは、値上がりして割高になった資産を売り、もし他に値下がりして割安になっている資産があればそれを買う、という作業です。これは、投資の理想とされる「安く買って高く売る」を、感情に左右されずに機械的に実践できる、非常に優れた手法なのです。

メリット3:利益を確定(利確)できる 投資信託の評価額が150万円になっていても、それはまだ「幻の利益(含み益)」です。売却して初めて、あなたの銀行口座に現金として振り込まれ、「確定した利益」になります。リバランスは、この利益確定を計画的に行う絶好の機会。「もっと上がるかも…」という欲望に打ち勝ち、確実に利益を確保する賢い行動と言えるでしょう。

特に、NISAの非課税メリットを最大限に活かすためにも、利益が出ているタイミングで一度リバランスを行い、利益を確定させておくのは非常に有効な戦略ですよ。

「永遠に続くお祭りはない」好景気の今だからこそ知っておきたい暴落への備え

ここまで、リスク許容度のチェックとリバランスという具体的なアクションについてお話してきました。最後に、投資を長く続けていく上で最も大切な「心構え」についてお話させてください。

それは、「永遠に続くお祭り(好景気)はない」という事実を、常に心に留めておくことです。

歴史を振り返れば、市場は常に上昇と下落を繰り返してきました。2008年のリーマンショック、2020年のコロナショックなど、多くの投資家が青ざめた大暴落が何度も起きています。そして、そうした暴落は、決まって市場が「もう大丈夫だろう」「まだまだ上がるだろう」という楽観ムードに包まれている時に、突然やってくるのです。

今の熱狂的な市場を見ていると、ついつい「今回は違うんじゃないか」「このまま上がり続けるんじゃないか」と期待してしまいますよね。しかし、どんなに景気が良くても、私たちは謙虚な気持ちを忘れてはいけません。

投資の格言:「利確は正義」

投資の世界には「利確は正義」という有名な格言があります。これは、「利益を確定させることは、どんな時でも正しい行いである」という意味です。

「あそこで売らなければ、もっと儲かったのに…!」と後悔すること(いわゆる「たられば」)は、投資にはつきものです。しかし、それは結果論に過ぎません。大切なのは、自分の決めたルール(例えば、資産配分が10%ずれたらリバランスする、など)に従って、冷静に利益を確定させることです。たとえ売った後さらに株価が上がったとしても、それは「頭と尻尾はくれてやれ」の精神。確実に利益を得られた自分を褒めてあげましょう。

暴落は「絶好の買い場」でもある

そして、もし暴落が来てしまった時。リバランスによってリスクを管理し、手元に現金を確保できていれば、あなたは慌てる必要はありません。むしろ、周りがパニックになって優良な資産を投げ売りしている中、あなたは冷静に「安くなった資産を買い増す」という、次の成長に向けた一手を打つことができるのです。

暴落は、準備をしていない人にとっては「恐怖」ですが、準備をしている人にとっては「絶好のバーゲンセール」に変わります。

そのために、私たちが普段から心掛けるべきなのが、投資の王道である「長期・積立・分散」です。目先の株価の動きに一喜一憂せず、コツコツと時間をかけて資産を育てていく。この基本姿勢があれば、どんな市場環境になっても、きっと乗り越えていけるはずです。

まとめ:お祭りムードの今こそ、冷静な一歩を踏み出そう

今回は、日経平均や米国株が史上最高値を更新する中、私たち投資初心者が「今、本当にやるべきこと」について詳しく解説してきました。

最後に、今日のポイントをもう一度おさらいしましょう。

・ポイント1:株高の背景を冷静に理解しよう! 今回の株高の主な要因は「アメリカの利下げ期待」。しかし、円高懸念などのリスクも常に存在することを忘れずに。

・ポイント2:自分の「リスク許容度」を再チェック! 株価が上がると、気づかないうちにリスクを取りすぎている可能性大。自分の資産配分が、本当に心地よいバランスになっているか確認しましょう。

・ポイント3:勇気をもって「リバランス」を! 増えすぎたリスク資産を一部売却し、当初の資産配分に戻すことで、リスクを管理し、利益を確定させることができます。これは将来の暴落への最高の備えになります。

ニュースがお祭りムード一色になると、どうしても「この波に乗り遅れちゃいけない!」と焦ってしまいがちです。しかし、本当に賢い投資家は、そんな時こそ一歩引いて、自分の足元を固めます。

この記事を読んでくださったあなたは、もうただ市場の熱狂に流されるだけの初心者ではありません。冷静にリスクを管理し、着実に資産を築いていくための、大切な知識と視点を手に入れたはずです。

ぜひ、この週末にでもご自身の証券口座を開いて、資産の健康診断と、必要であればリバランスを実践してみてください。その小さな一歩が、5年後、10年後のあなたの未来を大きく変えるはずですよ。

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