資産運用を始めたばかりの頃、ぼくはレバレッジをかけたFX投資をして大失敗しました。投資に関する何の勉強もしないで、デイトレードをゲーム感覚でやっていました。投資に長期運用という考え方があることすら知りませんでした。
しかし、実は投資の世界では「短期的な値動き」よりも「長期的な視点」がとても大切です。
ぼくは今では、資産運用においては日々の株価の上下に左右されず、あくまで未来の成長を信じてコツコツと続けることが重要だと考えています。一時的な市場の下落は、実は次の大きな上昇の前触れとも言えます。短期の痛みを乗り越え、資産を分散しながら継続することで長期的に見たときのリターンは格段に高まるのです。
最近の円高株安による下落相場で不安に感じている投資初心者の方も多いかもしれません。この記事では、ぼく自身の経験とともに、投資初心者の方でも分かりやすいように、長期投資の基本的な考え方や市場変動に対する正しい対処法を詳しく解説していきます。ぜひ、この記事を通じて、安心して投資を継続してみてください。

ぼくは現在、国際分散インデックス投資を17年間実践しています。投資をはじめた直後にリーマンショックにも遭遇しましたが、市場から退場せずに投資を継続できています。今回はそんなぼくの経験を踏まえて、投資をはじめたばかりの投資初心者のかたに長期投資の大切さをデータを踏まえてお伝えします!
市場の変動と急落時のチャンス
市場は日々、上昇も下落も繰り返します。急落が起こると、多くの投資家は「今こそ売り時」と考えがちですが、実はそのタイミングが、後の大幅な上昇の前兆である場合が多いのです。
たとえば、株価が急落しているときには、市場全体がパニック状態に陥り、一時的に過剰な下落が発生します。しかし、政策の金融緩和や財政出動によって、市場は必ず転換点を迎えます。急落時に資金を引き上げると、その後の「稲妻のような一日」を逃してしまい、結果的に大きな利益のチャンスを失うリスクがあるのです。
次のグラフをご覧ください。
引用元:THE GOLD ONLINE
このグラフは、S&P500のグラフにおいて日次の上昇率上位40日のほとんどが、株価が急落しているタイミングと重なっていることが確認されています。これは、急落を避けるために一時的に資金を引き上げてしまうと、その後に訪れる「稲妻が輝く瞬間」を逃してしまうリスクがあるということを示しています。
市場全体が過剰に売られた局面では、政策の金融緩和や政府の財政出動により、短期間で劇的な反発が生じることがあり、その瞬間に投資していれば大きなリターンを享受できるのです。
ぼく自身も、最初は下落を見るとすぐに売るべきかどうか迷いましたが、次第に下落は決して終わりではなく、次の上昇への布石であると理解するようになりました。市場の動向に振り回されず、冷静に長期的な視点で判断することが、成功への近道だと感じています。
投資は波に乗るサーフィンのようなもので、荒波の中こそ次の大きな波が待っていると覚えておくと良いでしょう。
「稲妻が輝く瞬間」に市場にいることの重要性
それでは「稲妻が輝く瞬間」に市場にいた場合といなかった場合とで、どれくらいリターンに影響があるのでしょうか。過去の市場データを見ると、実際に投資を続けた場合と、急落直後に資金を引き上げた場合とでは、得られるリターンに大きな差が生じることが明らかです。
次のグラフをご覧ください。
引用元:THE GOLD ONLINE
全期間継続投資した場合と、上位の数日分だけ投資をしていなかった場合で、利益が半減してしまうという結果が出ています。これは、急落時に「一時退却」してしまうと、いわば市場の「稲妻が輝く瞬間」を逃すことに直結してしまうためです。
数字で見ると、上位5日分を逃すだけでもリターンが30~40%も低下し、さらに上位40日分を逃すとほぼ約90%ものリターンが消えてしまうこともあるのです。ぼくもこれらのデータを目の当たりにして、投資のタイミングを狙いすぎるよりも、むしろ継続して投資する戦略が最も合理的であると確信しました。短期の市場変動に惑わされず、未来を見据える視点が大切です。
実践!投資初心者が始める継続投資と今後の展望
ここまで、長期投資のメリットや市場の変動に対する正しい考え方について解説してきました。実際に、投資初心者のぼくも、最初は「今の値動きに一喜一憂するのでは?」と思いながらも、毎月の積み立て投資を続けることで、少しずつ資産を増やすことができました。
特に2008年のリーマン・ショックといった大きな下落局面でも、積み立て投資を継続していたことで、後に含み益に転じた経験は、ぼくにとって大きな財産です。
これから資産運用を始める皆さんには、まずは自分の投資目的と期間をしっかりと見定め、継続的に投資する習慣を身につけることをおすすめします。市場の急落は決して恐れるものではなく、むしろ「買い時」としてチャンスを提供してくれていると考え、冷静に行動することが成功への近道です。
継続投資の効果と分散投資の重要性
資産運用で成功するためには、「継続投資」が欠かせません。ぼくが実践している積み立て投資は、毎月一定額を投資することで、株価が高いときも安いときも自動的に買い付けが行われ、結果として「平均買い入れ単価」が下がる仕組みになっています。
簡単に言えば、毎回の投資額を均等に分散することで、もし株価が下がっても、その分多くの株式を購入でき、将来的に株価が回復した際に大きな利益を得ることができます。これは「ドルコスト平均法」とも呼ばれ、投資初心者でも安心して続けられる戦略です。
また、資産運用は、短期間で劇的な利益を狙うものではなく、経済成長や企業活動の成果をじっくり受け取る長期戦略であることを改めて強調したいと思います。急激な変動に惑わされず、分散投資を心がけることが、成功への第一歩です。
まとめ
この記事では、投資初心者のぼくが実体験とデータをもとに、資産運用で大切な「長期投資」と「継続投資」の考え方を分かりやすく解説しました。市場は日々変動し、急落時こそが次の上昇へのチャンスであること、そして毎月の積み立て投資や分散投資の力で、平均買い入れ単価を下げることができる仕組みについてご説明しました。
過去のデータが示す通り、急激な売買をしてしまうと大切な上昇日を逃すリスクがあり、結果としてリターンが大きく減少することが分かります。だからこそ、焦らず、長期的な視点で「資産運用を続ける」という覚悟を持つことが重要です。市場の一時的な下落に左右されず、しっかりと自分の投資目的や期間を見定め、冷静に資産を育てる姿勢こそが、未来の大きなリターンへとつながるのです。
もしこの記事が少しでも皆さんの資産運用のヒントになったなら、ぜひ実践してみてください。そして、今後も投資に役立つ情報をお届けしていきますので、引き続きブログをチェックしていただければ幸いです。