【老後2000万円問題】賢い使い方を伝授!セカンドライフは「前半・後半」でメリハリをつけよう

投資ニュース解説

突然ですが、みなさんは「セカンドライフ」って、どんなイメージを持っていますか?趣味に没頭したり、夫婦でゆっくり旅行したり…考えただけでもワクワクしますよね。でも、そのワクワクと同時に、「お金、足りるかな…」なんて不安がよぎる人も少なくないはず。

つい先日、2025年8月5日にこんなニュースが目に留まりました。

セカンドライフを楽しむコツ:老後資金は「前半・後半」で使い分けよう | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
「人生100年時代」という言葉は、今や私たちにとってなじみのものとなりました。以前は「人生90年は意識してマネープランを」と語りかけても、「いやいや、ないない」という反応でしたが、最近では100年の人生を想像する人が増えました。 実際に、…

そうなんです。ただ漠然と「老後資金を貯める」だけじゃなくて、「どう賢く使うか」が、これからの時代、めちゃくちゃ大事になってくるんです。

「人生100年時代」はもう他人事じゃない!

「人生100年時代」って、ちょっと前までは「そんなに長生きしないよ~」なんて冗談っぽく言えたけど、最近はすごく現実味を帯びてきましたよね。

実際のデータを見てみると、65歳まで生きた人の平均余命は、男性が約20年(つまり85歳)、女性が約25年(つまり90歳)となっています。これ、平均なので、2人に1人はこの年齢よりも長生きするってこと。さらに、4人に1人は男性で90歳、女性で95歳まで生きる計算になるんです。クラスに10人いたら、2~3人はそのくらい長生きするって思うと、結構な確率じゃないですか?

最新データでは寿命が伸び悩み?でも油断は禁物!

ニュースによると、2025年7月に公表された最新のデータでは、日本人の平均寿命は男性が横ばい、女性はほんの少しだけ下がったそうです。「あれ?じゃあ人生100年時代は考えなくていいの?」って思うのは、ちょっと早いかもしれません。

これは、団塊の世代の方々が80歳前後に差し掛かってきた影響が大きいと言われています。でも、未来はどうなるかわかりませんよね。例えば、がんや心臓病の治療法が劇的に進歩したら?今まで治らなかった病気が治るようになったら?医療のブレイクスルーが起きて、ぼくたちが想像するよりもずっと長生きする可能性だって十分にあるんです。

だからこそ、やっぱり「短い老後」より「長い老後」を前提に、お金の計画を立てておくのが安心なんです。

この記事では、さっきのニュースを深掘りしながら、投資初心者の人にも分かりやすく「後悔しないための老後資金の賢い使い方」について、一緒に考えていきたいと思います。「貯める」から一歩進んで、「使う」スキルを身につけて、最高のセカンドライフを送りましょう!

そもそも「老後2000万円問題」って何だっけ?~みんな同じじゃない、老後の支出~

さて、「老後のお金」と聞いて、多くの人がパッと頭に思い浮かべるのが「老後2000万円問題」じゃないでしょうか。数年前に大きな話題になったので、言葉だけは知っている、という人も多いと思います。

でも、「なんで2000万円なの?」って聞かれると、意外と答えられないもの。まずは、この「老後2000万円問題」の正体を、簡単におさらいしてみましょう。

おさらいしよう!「老後2000万円」の根拠とは?

これは、金融庁の報告書がきっかけで広まった話です。ざっくり言うと、こんなロジックでした。

  • モデルケース:高齢の夫婦(夫65歳以上、妻60歳以上の無職世帯)
  • 収入:公的年金など、月の収入が約20.9万円
  • 支出:食費や光熱費、交際費など、月の支出が約26.4万円
  • 計算:毎月約5.5万円が赤字になる!

この「毎月5.5万円の赤字」が、リタイア後の30年間続くと仮定すると…

5.5万円 × 12ヶ月 × 30年 = 1,980万円

そう、「だいたい2,000万円くらい、年金以外に自分たちで用意しておかないと足りなくなっちゃうよ!」というのが、「老後2000万円問題」の正体なんです。

これを聞いて、「うわ、そんなに貯めなきゃいけないの!?」と焦った人も多いはず。でも、ここで一つ、冷静になって考えてみてほしいんです。

でも、本当に老後の30年間、ずーっと同じ金額が必要なの?

この計算の一番のポイントは、「毎月5.5万円の赤字が30年間、ずーっと続く」と仮定しているところ。でも、ぼくたちのライフスタイルって、年齢によって変わっていきますよね?

例えば、65歳でリタイアしたばかりの頃は、体力も気力も十分!「今まで行けなかった海外旅行に行こう!」「新しい趣味のゴルフを始めよう!」なんて、アクティブに活動するかもしれません。そうなると、支出は当然増えますよね。

でも、70代後半、80代になったらどうでしょう?「海外旅行はちょっとしんどいかな…」「近場の温泉でゆっくりするのが一番だね」というように、だんだんとお金の使い方も落ち着いてくるのではないでしょうか。

衝撃の事実!データで判明、年齢とともに支出は減っていく

「そんなの、個人の感覚でしょ?」と思うかもしれませんが、実はこれ、ちゃんとデータでも裏付けられているんです。

ニュース記事でも紹介されていた、総務省の「家計調査報告(2024年)」を見てみましょう。これは、日本の家庭が何にどれくらいお金を使っているかを調査した、国の公式データです。

【知っておきたい専門用語】家計調査報告とは?

国(総務省)が毎月行っている、日本の家計の収入や支出を調べるための大切な統計調査のことです。この調査結果を見ることで、世の中の人がどんなことにお金を使っているのか、景気はどうなのか、といったことが分かります。信頼性が高いデータなので、ライフプランを考える上でとっても参考になるんですよ。

そのデータによると、年金暮らしの夫婦世帯(2人以上)の1ヶ月の支出は、こんなふうに変化しているんです。

  • 60歳~69歳: 約35.3万円
  • 70歳~74歳: 約30.4万円
  • 75歳以上: 約27.3万円

見てください!60代の頃と75歳以上とでは、月に8万円も支出が減っているんです。 これは衝撃じゃないですか?

つまり、老後の生活費を「30年間ずっと同じ」と一括りにして考えるのは、実はとっても大雑把な計算だった、ということ。それだと、せっかくのセカンドライフの計画が、ちょっと現実とズレてしまうかもしれないんです。

だからこそ、ぼくは提案したい。老後資金は「一律」で考えるのをやめて、もっと賢く、もっと自分たちらしく計画してみませんか?そのカギが、次に話す「前半・後半」という考え方なんです。

【新常識】老後資金は「前半」「後半」の二部構成で考えよう!

前のブロックで、老後の支出は年齢とともに変化していく、という話をしましたね。 「なるほど、支出が一定じゃないことは分かった。じゃあ、具体的にどう計画すればいいの?」 そんな声が聞こえてきそうです。

ここからが本題です。これからの老後資金計画の新常識、それは「セカンドライフを『前半』と『後半』の二部構成で考える」こと!

映画や舞台に第一幕と第二幕があるように、ぼくたちの長いセカンドライフにもメリハリをつけることで、もっと豊かで満足度の高い時間を過ごせるようになるんです。

シミュレーション:前半はアクティブに!後半はゆったりと。

ニュース記事で紹介されていた、とても分かりやすいシミュレーションを参考に、一緒に見ていきましょう。

ここでは、多くの人がリタイアを迎える65歳からをセカンドライフのスタートとします。そして、区切りとして、日本老年学会などが「本格的な老後」と提言している75歳を一つの目安にしてみます。

  • 老後の前半(65歳~74歳の10年間):まだまだ元気!旅行や趣味を思いっきり楽しむアクティブ期間!
  • 老後の後半(75歳以降の10年間~):体力も落ち着き、自宅中心の穏やかなシンプルライフ期間。

この前提で、仮に「老後資金2,000万円」を用意できたとして、お金の取り崩し方を考えてみます。

【従来の考え方】 もし、2,000万円を20年間で均等に取り崩すと… 2,000万円 ÷ 20年 = 年間100万円 100万円 ÷ 12ヶ月 = 月々約8.3万円 これでも悪くはないですが、75歳を過ぎて支出が減ってきた時期にも、同じ金額を使い続ける計算になります。

【新常識:前半・後半で分ける考え方】 ここで、お金の配分に傾斜をつけてみます。

  • 前半の10年間:年間100万円を取り崩す(=月々約8.3万円) これなら、年金にプラスして毎月8万円以上のお小遣いがあるイメージ!夫婦でちょっと豪華な国内旅行に行ったり、新しい趣味の道具を揃えたりもできそうですね。
  • 後半の10年間:年間50万円を取り崩す(=月々約4.2万円) アクティブな活動が減ってくるこの時期は、取り崩す額も少し控えめに。年金だけでは心もとない部分を補う「お守り」として、月々4万円あれば、日々の生活にゆとりが生まれます。

さあ、どうでしょう?この計画だと、取り崩す合計金額は…

(100万円 × 10年) + (50万円 × 10年) = 1,500万円

なんと、合計1,500万円!「老後2,000万円」の範囲内にしっかり収まっている上に、一番元気で活動的なセカンドライフの「前半」に、使えるお金を集中させることができるんです。

この計画のメリットは「後悔」を減らせること

この計画の最大のメリットは、何と言っても「やっておけばよかった…」という後悔を減らせる可能性が高いこと。

もし、お金を均等に割り振っていたら…? 体力があるうちは「もっと遊びたいけど、将来のために節約しなきゃ…」と我慢。そして、いざ80歳になってお金の余裕ができても、「もう遠出するのはしんどいな…」となってしまっては、本末転倒ですよね。

元気なうちに、体力があるうちに、やりたいことをやり、会いたい人に会う。そのために、計画的にお金を使う。そうすれば、「ぼくのセカンドライフ、前半は思いっきり楽しんだな!」という満足感が、後半の穏やかな生活をさらに豊かなものにしてくれるはずです。

もちろん、「何歳で区切るか」「いくらずつ使うか」は、その人の健康状態や価値観、家族構成によって全く異なります。これはあくまで一つのモデルケース。大切なのは、「自分たちならどうだろう?」と、夫婦や家族で話し合ってみること。そのきっかけとして、この「前半・後半」という考え方をぜひ、覚えておいてくださいね。

なぜ「前半」にお金を使うべき?人生最高の「思い出」を作ろう!

「老後資金は前半に多めに使うのが賢いよ」という話をしてきましたが、もしかしたら、こう思う人もいるかもしれません。 「でも、やっぱり将来が不安だし、お金はできるだけ使わずに取っておきたい…」

その気持ち、よーく分かります。ぼくたち日本人は、コツコツ貯金をすることが得意で、美徳だと教えられてきましたからね。でも、ここでは少しだけ視点を変えて、「お金の本当の価値」について考えてみたいんです。

お金で買えないけど、お金がないと作れないもの

それは、ズバリ「経験」と「思い出」です。

想像してみてください。

  • エメラルドグリーンの海が広がる沖縄で、家族みんなで笑い合った夏の日の記憶。
  • ずっと行きたかったヨーロッパの街並みを、パートナーと手を繋いで歩いた感動。
  • 孫の運動会で、一生懸命走る姿に涙した日のこと。

これらは、お金で直接買うことはできません。でも、そこへ行くための旅費、一緒に食事をするためのお金、趣味を楽しむための費用がなければ、生まれることのなかった「最高の瞬間」です。

お金は、ただ持っているだけではただの数字。でも、「経験」や「思い出」という、人生を豊かにしてくれるプライスレスな価値に交換することができる、魔法のチケットなんです。

世界的なベストセラー『DIE WITH ZERO』が教えてくれること

この「経験」や「思い出」の価値について、力強く説いているのが、世界的なベストセラーになった『DIE WITH ZERO(ダイ・ウィズ・ゼロ)』という本です。

【知っておきたい!】DIE WITH ZERO(ダイ・ウィズ・ゼロ)とは?

ビル・パーキンス氏によって書かれた、資産形成や人生の考え方に大きな影響を与えた本です。「人生で得たお金は、死ぬまでにすべて使い切るのが最も合理的だ」という、ちょっと過激だけど本質的なメッセージを伝えています。お金を貯め込むだけでなく、人生を豊かにする「経験」に投資することの重要性を説いていて、世界中の人々の価値観を変えました。

この本の中で、著者は「人生で一番大切な仕事は、思い出づくりだ」と断言しています。そして、「ゼロで死ね」というタイトルの通り、せっかく稼いだお金を使わずに死んでしまうのは、無料で働かされたのと同じくらい、もったいないことだ、と語るのです。

もちろん、本当に資産残高ゼロ円で最期を迎えるのは、介護や医療費のことを考えると現実的ではないかもしれません。でも、この本の根底にある「お金は、人生を最高に楽しむためのツールなんだ」という考え方は、ぼくたちのセカンドライフ計画に大きなヒントを与えてくれます。

健康寿命を意識しよう!動ける時間は有限

ここで重要になるのが「健康寿命」という考え方です。 平均寿命が「何歳まで生きるか」を示すのに対し、健康寿命は「介護などを受けずに、自立して健康に生活できる期間」を指します。

最新のデータでは、日本の健康寿命は男性が約72歳、女性が約75歳と言われています。つまり、平均的には70代半ば頃から、何かしらのサポートが必要になる可能性が出てくる、ということです。

65歳でリタイアしてから、この健康寿命を迎えるまでの約10年間。この期間こそが、セカンドライフにおける「ゴールデンタイム」と言えるのではないでしょうか。

このゴールデンタイムに、お金を使うのを我慢して、後になって「あの時、無理してでも行っておけばよかった…」と後悔する。そんな未来は、ちょっと寂しいですよね。

お金は、思い出を作るためのガソリンです。セカンドライフの前半という、体力も気力も十分な時期に、そのガソリンを計画的に使って、たくさんの幸せな思い出を心に刻んでいく。それこそが、人生100年時代を最高に楽しむための、賢い戦略なんです。

【実践編】資産を減らさずに、賢くお金を使う方法

「前半にしっかりお金を使って、思い出を作ることの大切さは分かった!」 「でも、やっぱり資産がどんどん減っていくのを見るのは、精神的にキツいかも…」

そうですよね。頑張って貯めてきた大切なお金です。使う計画を立てても、実際に目減りしていくのは不安に感じるかもしれません。

でも、安心してください。現代の資産形成には、「資産運用を続けながら、賢くお金を取り崩していく」という強力な選択肢があるんです。これを「出口戦略」と言います。

【知っておきたい専門用語】出口戦略とは?

投資や資産形成において、貯めて増やしてきた資産を「いつ、どのくらいのペースで、どうやって」取り崩していくか、という計画のことです。家を建てる時に設計図が必要なように、資産を使う時にもこの「出口戦略」という設計図があるかないかで、資産の寿命が大きく変わってきます。リタイア後の生活を支える、めちゃくちゃ重要な考え方なんです。

「使う」と「減る」はイコールじゃない!

例えば、2,000万円の資産があったとします。ここから年間100万円(月8.3万円)を使ったとしても、残りの1,900万円が何もしないで眠っているわけではありません。

この1,900万円を、例えば年利3~4%といった比較的安定したリターンを目指せる商品で運用を続けることができればどうでしょう?

1,900万円 × 3% = 57万円

年間で57万円ものお金が、資産自身から生み出される可能性があるんです。つまり、実質的に減っていくお金は「100万円 – 57万円 = 43万円」だけ、ということになります。

もちろん、投資なので毎年必ずプラスになるとは限りません。でも、長期的に見れば、運用を続けることで資産が減るスピードを格段に遅らせることができる。うまくいけば、使っているのに、資産がほとんど減らない、あるいは少し増える、なんてことも夢ではないんです。

投資初心者の強い味方「新NISA」を活用しない手はない!

「運用を続けながらって言うけど、具体的にどうすれば?」 そんな投資初心者の方に、ぜひ活用してほしいのが「新NISA(新しいNISA)」です。

【おさらい】新NISAとは?

2024年から始まった、個人のための超おトクな税制優遇制度です。通常、投資で得た利益(配当金や売却益)には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内での取引なら、それがすべて非課税になるんです。年間投資枠も生涯非課税限度額も大きいので、老後資金の運用にもピッタリの制度です。

新NISAの最大のメリットは、「いつでも引き出せる」ことと「売却しても非課税枠が復活する」ことです。

つまり、セカンドライフで毎月お金が必要になったら、NISA口座から必要な分だけを売却して引き出すことができます。そして、その時に得た利益には税金がかからないので、手元に残るお金が最大化されるんです。これは、出口戦略においてとてつもなく大きなアドバンテージになります。

後半に備えるべき「介護」や「医療」のお金はどうする?

「前半にお金を多めに使うのはいいけど、後半に大きな病気や介護が必要になったらどうするの?」 これは非常に重要なポイントです。

これには、いくつかの考え方があります。

  1. 生活費とは別に「いざという時のお金」を確保しておく: 前半・後半で計画する生活費とは別に、例えば300~500万円程度を「特別支出枠」として、手を付けずに確保しておく方法です。
  2. 保険で備える: 民間の介護保険や医療保険に加入して、大きな出費に備える方法です。
  3. 公的制度を頼る: 日本には「高額療養費制度」など、医療費の自己負担額に上限を設ける優れた制度があります。こうした公的制度でカバーできる範囲をしっかり理解しておくことも大切です。

大切なのは、「後半は支出が減るから大丈夫」と楽観視するのではなく、起こりうるリスクを想定し、そのための備えも計画に組み込んでおくことです。

まずは、あなたにとっての「理想のセカンドライフ」を具体的にイメージしてみましょう。どこで、誰と、どんなふうに暮らしたいか。それが明確になれば、必要な出口戦略も自然と見えてくるはずですよ。

【結論】老後資金の計画は、「自分だけの物語」を描くこと

さて、今回は「老後資金の賢い使い方」をテーマに、セカンドライフを「前半」と「後半」に分けて考える新しいアプローチについて、たっぷりとお話ししてきました。

最後に、今日のポイントをまとめておきましょう。

  • 「人生100年時代」は現実。だからこそ「賢い使い方」が重要。 漠然と長生きに不安を抱くのではなく、長いセカンドライフをどう楽しむか、という視点に切り替えましょう。
  • 老後の支出は一定じゃない!年齢とともに変化する。 「老後2000万円問題」のモデルケースを鵜呑みにせず、データに基づいたリアルな支出の変化を知ることが第一歩です。
  • 新常識は「前半アクティブ、後半シンプル」。 65歳~75歳の「ゴールデンタイム」に使えるお金を厚くすることで、人生の満足度は格段にアップします。「やっておけばよかった」という後悔をなくしましょう。
  • 最高の思い出こそ、最高の資産。 お金は「経験」という価値に交換できる魔法のチケット。『DIE WITH ZERO』の考え方を取り入れて、人生を豊かにする使い方を意識しましょう。
  • 資産運用を続けながら、賢く取り崩そう。 新NISAなどを活用すれば、資産寿命を延ばしながらお金を使うことが可能です。「出口戦略」まで考えるのが、これからの資産形成のゴールです。

結局のところ、老後資金の計画というのは、誰かの真似をするのではなく、「自分だけの、最高のセカンドライフという物語」を自由に描くことなんだと、ぼくは思います。

この記事を読んで、「なるほど、そんな考え方があったのか!」と少しでも感じていただけたら嬉しいです。

今日からできる、はじめの一歩。 それは、あなたのパートナーや家族と、「私たちのセカンドライフ、前半は何がしたい?」「どんな思い出を作りたい?」と、楽しくおしゃべりしてみることかもしれません。

そのワクワクする会話こそが、最高の老後計画のスタートラインです。 ぼくも、皆さんと一緒に、豊かで幸せな未来のために、学び続けていきたいと思います!

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